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不用品買取キャンペーンだとか特別給付金フェアだとか、「機を見るに敏」というか「したたか」というか「まったく節操がない」というか…
僕も一時期関わっていたことがある百貨店を代表とする小売業界大手の「猫も杓子も」な横並び意識にはいささか感心する今日この頃です(笑) いや、しかし、自らの商才に得点をつけるとしたら「大いに落第点だ」と自認する僕です、少しは参考にしないといけないかも… ということで、近いうちにお得意様の皆さんのお手元にも「ベタな」(←Betterじゃないですよ、はい)ダイレクトメールが届くかもしれませんので、その時には軽く笑ってやって下さい(笑) 冗談はさておき、僕らは「エキサイティングな注文服を仕立てよう」という以外にも「気に入った服を末永く着よう」「洋服の天寿を全うさせよう」といった理念を持っています。 理念などというとちょっと高尚に聞こえるかもしれませんが、その具体的な手段はシンプル至極です。 A WORKROOM製の服ではない持込の服でも可能な限りリペア&リメイク対応をしたり、ユーズドウェアを販売したり、仕立屋としての技術と知恵をフル活用したサイドワークがそれにあたります。 この理念はA WORKROOMを始めようと思った7年前から不変であり、ecoという言葉が良くも悪くも席巻したら急に「不用品買取キャンペーン」などと嘯く連中とは年季の入り方が違うのよ!と、最近はこの手のニュースを見聞きするたびに少しだけ(本当に少しだけ、ほんのちょっと)胸を張っている僕です(笑) ということで、ちょくちょく新しいユーズドウェアが入ってきていますので、ご来店の際はチェックしてみて下さい。 LAVENHAMのブルゾン。 PIOMBOのリネンのブレザー。 その他もろもろ、某店のコットンスーツなんかも格安価格で入りました。 ん、これ本業のオーダー品と競合しないか??? まぁ、いいじゃん! こんなところにも商才のなさが如実に… ともあれ、K君を筆頭に皆さん、供給ありがと~! ◆OKADA'S SCREAM!!!!!!!◆ こちらで、山口洋さんのインタヴューが定期的に更新されています。 昨夜更新された内容を一部抜粋、無断ですみません。 1997年頃の話について山口さんは以下のように語っています。 『俺はその時、全ての契約を「失って」たのよ。レコード会社も音楽事務所も。レコード会社はクビ。事務所は自分で辞めた。フリーターですらなかった。 で、俺は外国に居て、とある有名なミュージシャンに「俺、今何の契約もないんだよね」って云ったら、「お前、バカじゃねーのか。契約ってもんは俺たちがレコード会社に対してするもので、お前の才能は何も失ってねーだろ」って。目が覚めたよ、それで。』 Oh!!!! 僕は昨日、経験や安打数を「目減りしないもの」と表現したけれど、才能もそうじゃないか! そして情熱もそうだ。 もちろん才能や情熱は時として失うものかもしれないだけれど、それは結局自分次第なんだ。 自分の才能や情熱を信じて誇りを持ち、心の灯を絶やさずに自分の力で日々を積み重ねる。 その積み重ねこそが「道」になるわけですな。 何だか僕も目が覚めそうです。 ◆本日の一枚◆ Live at Cafe Milton by 山口洋 1.Introduction 2.夜の果てへの旅 3.風の強い日 4.灯り 5.Life goes on 6.Born to die 7.ガーディアン・エンジェル 8.銀の花 9.荒野の風 10.ボヘミアン・ブルー 11.ゆきてかえらず 聴くだけでもどうぞ、A WORKROOMに足を運んで下さい。 今週末はずっとこのマスターピースでいきます! レコード店の視聴コーナーみたいな仕立屋、僕は大歓迎ですもん(笑) つづく A WORKROOM公式website
by workroom
| 2009-04-18 12:03
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